地域一番コンサルタントになる方法

丸の内の丸善さんにいまだに置いておいていただいておりました。

地域一番コンサルタントになる方法!ベストセラーの隣に、恐縮です。

定期的にコンサルタントとして独立された方からメールをいただきます。

ありがたい限りです。この本を読んで参考になったという方も全国に

増えております。いつの日か一緒に仕事をしたいと思っております。

能作 富山 企業訪問

先日 今度出版する本の取材で富山県が誇る老舗企業 能作さんに

訪問してきました。創業101年の今や全国に名を知られた鋳物メーカー

です。

地域貢献の理念を達成すべく建築された新社屋兼工場。高岡の産業観光の

一翼を担おうと富山県をテーマにしたレイアウトや情報発信を行っています。

欲しくなりますよね、純度100%の錫で作られた鋳物製品は柔らかく

食器という感じではないですね。当然ほしくなります。

これ全部、現役の金型です。普通はノウハウのため公開することはあり得ない

です。いまだに使っているものも多く、職人さんが出し入れするそうです。

能作社長は産業観光で収支を成り立たせるには5年〰10年のスパンで見ないといけない

今は先行投資でも将来必ず事業として成り立つと確信されていました。

地域企業の強みは長期的視点で経営を行っていくことができることです。

能作さんは地域と共に生きていくことが、いかに地域を活性化させるか

にかかっていることを体現している企業であります。

経営者としてのあるべき姿1 経営者の仕事

日々仕事がら多くの経営者の方と接する機会く、年間新規の相談約60社

セミナーや企業視察を含めると約150人ぐらいは新たにお会いする機会が

あるでしょうか。過去にさかのぼると銀行員時代から含め2000人以上の

経営者と企業経営について向き合ってきました。

2000人も経営者を見てくると、その中でやはり上手くいく経営者と

そうでない経営者の違いがあることがわかります。

ここでは上手くいく経営者の行動や特徴、そうでない経営者

の特徴をまとめて行こうと思います。

今回は経営者の仕事についてです。企業経営者はそれぞれに

経営の手法にもタイプがあり何が自分に合っているかは本当に

人ぞれぞれです。しかし、上手くいくためにはポイントがあり

上手くいっていない経営者にも共通した事項があります。

まず、自分の仕事の定義をどうしているか?これが上手くいく

経営者とそうでない経営者では大きく違います。

上手くいく経営者は自分の仕事を全体の状況、係数を把握して

会社を運営していく「経営」だと捉えており、

上手くいかない経営者は自分の仕事を「目の前仕事をどう行うか」

に注力しています。おのずから見ている将来は前者は3か月先半年先

更に5年先を見通し。後者は来月ぐらいまでしか見通せていません。

 

上手くいく経営者は経営者視点で物事を語り、上手くいかない経営者

は目の前の仕事の視点から語ります。

当然現場の仕事も重要なので経営者が対応することも必要ですが、それは

あくまで現場の士気を高めるため、会社の方針として必要な取引先の

対応等にしていかないといい経営はできないでしょう。

経営者は指揮官であり自ら銃剣を振りかざして敵に突進する

大将をいい指揮官とは決して言わないと思います。したがって経営者

が業務優先であくせくしている会社にいい会社はありません。

経営者の仕事とは会社をより良い方向に導くことです。