先日 今度出版する本の取材で富山県が誇る老舗企業 能作さんに
訪問してきました。創業101年の今や全国に名を知られた鋳物メーカー
です。
地域貢献の理念を達成すべく建築された新社屋兼工場。高岡の産業観光の
一翼を担おうと富山県をテーマにしたレイアウトや情報発信を行っています。
欲しくなりますよね、純度100%の錫で作られた鋳物製品は柔らかく
食器という感じではないですね。当然ほしくなります。
これ全部、現役の金型です。普通はノウハウのため公開することはあり得ない
です。いまだに使っているものも多く、職人さんが出し入れするそうです。
能作社長は産業観光で収支を成り立たせるには5年〰10年のスパンで見ないといけない
今は先行投資でも将来必ず事業として成り立つと確信されていました。
地域企業の強みは長期的視点で経営を行っていくことができることです。
能作さんは地域と共に生きていくことが、いかに地域を活性化させるか
にかかっていることを体現している企業であります。