５Ｓと聞けば「整理、整頓、清掃、清潔、躾」と頭では分かっているが、

実践できている企業は少ない・・・。これが私の実感。

ただ、小ロット、多品種、短納期　これが中小企業に求められている

テーマになってきているために５Ｓが見直されつつある。

弊社でも、お客さまには５Ｓや委員会活動等を奨励し社員さんを巻き込んで

実践していただいている。

今日はお取引先の実績報告会であった。この会社がすごいのは

５Ｓ活動のさなかに、気づきから商品開発をしてしまったことである。

不良の在庫をどうにかいかせないか、その気づきから新たな売れ筋商品を

生み出してしまった。

「自社では不良在庫であっても、必要としている人はいるのでは？」

その考えから新商品を開発それが売れている・・・。

すごい。事実は小説よりも奇なり。最近そんなことがお客さまで続発して

います。

今日の発表会心から感動しました。ありがとうございました。

年末まで全力で走り続けますよ～。

よく年配の経営者の方から、以前に流行っていた飲食店や小売店の話を

お聞きします。20～30年前に流行っていたお店の話なので私も、初めて

聞くお店が多いです。

昨日、ある経営者の方が、「あんなにおいしくて予約を取るのも大変だった

お店が、今は跡形もなく無くなっている。あそこも、あそこも、かろうじて

やっているあの店も細々とやっているに過ぎないな～」とのこと。

その後、なぜかという話になっていったのですが、

老舗の事例を交えてお話させていただきました。100年以上続く

会社を調べていくとことごとく、残すものと変えるものを分けて経営を

思成っていることがわかります。

残すもの、理念、接客手法、社員教育、地域に対する取り組み

変えるもの、商品、お客さま、業種

つまり、時代に合わせて変かさせるべきところは変化させている

企業が長く続いているということになります。まさにこれって

総じて、環境適応業と言えるのだと思います。

あの虎屋の羊羹でさえも、客様の嗜好に合わせ味を常に

変かさせているのです。

12月も残り少なくなり、今日はちょっとした合間にブログを書いております。

銀行員時代から12月は資金繰りの相談が急増する月なので今月はフル

稼働です。中小企業にとっては資金繰りが最大の悩みの種ですから

年明けに向けて安定的な資金繰りをこころがけることが大切です。

弊社では、月次計画から決算期までの資金繰り予測をお取引先企業には

作成しておりますのである程度先まで見通せる状況となっています。

したがって、年末年始に資金繰りでバタバタする事態は見受けられません。

この結果、年末、年始の商戦にも後顧の憂いなく戦っていただくことが出来ます。

いよいよ今年も残りわずかとなりました。ここからラストスパートです。

弊社では、お客様と今年の振り返りと来年の目標を再度確認する時期です。

「一年はすごい。」と思う時期です。

一年間を振り返ると本当にいろいろなことが思い起こされます。

その過程で、昨年と全く違うこと、想いだったものが現実になっている

様なことが多々あります。区切りをつけて振り返ることにより新たな気づきを

得る。大切なことだと思います。

我が社もこの一年、様々なことがありました。改めて「一年はすごい。」と

思います。きちんと振り返りを行い、来年の仕掛けに役立てたいと思います。

今週は本日は、宇都宮、明日は鹿沼～宇都宮、水曜日は一日那須～黒磯

木曜日は足利～宇都宮　金曜日は宇都宮～益子と県内を横断、縦断してい

ます。2012年もラストスパートで最後まで駆け抜けます。