本日の日本経済新聞朝刊にて中小企業における取引条件の改善に関する
シンポジウムの広告が掲載されていました。
基調講演が恩師である日本で一番大切にしたい会社 著者の坂本光司
先生です。
坂本先生はかねてから、大企業と中小企業の下請け取引における課題を
国や大企業にその改善を図るよう提言を行ってきました。
今回はその提言が国策となり、法律の改正にいたるまでとなりました。
今回はその式典というか、シンボリックなシンポジウムです。
私が知る限りでも多くの企業が不利な条件で大企業との取引を余儀なく
されている実態があります。毎年5%のコストダウン、新規の設備投資要請
、手形による支払いと過去最高益を出している会社がすることかと言いたく
なるような取引条件の提示が多々あります。
小さな企業は受け入れざるを得ず泣く泣く利幅を削り金融機関に借入をして
取引を継続しています。
坂本先生は日本の中小企業特に製造業が企画開発型の自発型、製販一体型の
企業になれない一つの理由だとおっしゃっています。
今後、日本で事業を継続していくのであれば下請企業をつまり、社外社員
としての関係会社を大切にしなければいずれ部品を製造してくれる企業も
なくなってしまします。
国もその重要性に気づき対策を取り始めました。今回は経済産業省も改善に
向けて施策を打ち出していくとのことです。製造業の皆様と是非ご参加して
みてください。
中小企業が輝く国になれば、地域もまた必ず活性化していきます。
微力ながら力になれればと熱く思っております。
皆さん、本日も激熱でいきましょう♪