今年の大河ドラマは吉田松陰の妹 ふみの物語です。
その中で「至誠にして動かざる者は、いまだこれ有らざるなり。」が松陰の好きな言葉として
でてきました。「至誠」は私の母校である栃木県立真岡高等学校の校是として若き日より
知っていた言葉でした。
久しぶりに聞いて自分なりに理解していた意味と、現在認識する意味合いが
違って感じました。
「誠心誠意を持って事に当たれば、どんな難局でも事態は必ず改善される、改善
されない場合は自分の誠意が足りないから人を動かすことができないため」という
意味です。激変の時代にこそぶれない自分が大切と改めて認識しました。
2015年がスタートして本当にこの「至誠」という言葉が重要になる一年だと思った次第です。
多くの経営者、ビジネスパーソンからいろいろなテーマで相談を頂きますがなかなか
思い通りうまくいかない方は自分の誠意(考え方、行動含む)が足りないと客観的に見て
思います。しかし、考え方、行動が変わると一気に業績、実績は向上します。
私自身も含めて、地域企業のコンサルティングを行う中でそのようなケースに数多く
遭遇してきました。
吉田松陰はあの手この手で社会を変える手段をつかもうと思い、自分の命
を顧みず黒船にまで乗り込みました。まだまだやれることはある。
本物の「至誠」とは何なのか、吉田松陰に久しぶりに触れて少しわかった気がします。
皆さん 人生一度きり 激熱でいきましょう!