とちぎ経営人財塾 第2回

前回日本でいちばん大切にしたい会社 の著者 坂本光司先生をお呼びして第1回目を開催し

た。

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(毎回すこし緊張気味です・・・。)

とちぎ経営人財塾今回は「次世代経営に必要な財務アタマ経営」という演題で、アタックス

代表取締役の西浦道明先生にお越しいただきました。

 

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西浦先生は170名の公認会計士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士を要する専門

家集団アタックスグループの代表者です。我が社もお手本にしている会社の一つです。

http://www.attax.co.jp/

法政大学のビジネススクール時代からのご縁で今回おこしいただきました。

今後ますます企業経営にとって財務アタマは必要になってくるでしょう。

「後継経営者は会社をもらうという認識ではなく、のっとる覚悟で挑む方がうまくいく。」

「ただでもらおうという方がおかしい。」「借金の額で買収したと思えばいい」など面白い

切り口でのお話しが多々ありました。

後継経営者の方は皆ドッキリしたのでは・・・。これも日々現場で直接、企業と

向き合っている西浦先生ならではです。

財務アタマとは何か・・・。

企業は、存続させなければならず、絶対のつぶしてはいけない。

これは社長が心に秘めた固い信念である。

企業をつぶさないためには、環境変化に対する、戦略的財務の観点が必要になる。

具体的には以下の思考で財務を戦略的に管理することです。

【景気創造思考】

・高付加価値主義

・主体的値決め

・戦略経費

・運転資金の高速回転

【安定基盤思考】

・ストックビジネス

・こきゅあくの分散と多様化

・損益分岐点の抑制

・未来決算書の活用

【主体性思考】

・経営目標の設定

・人の生産性重視

・社員への利益還元

【キャッシュフロー思考】

・決算書の経営ツール化

・ROA思考

・実態自己資本重視

・資産保有リスク最小化

・財務自立主義
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質問に対して「後継経営者は会社を乗っ取れ!」とエール?をいただきました。

私も、多くの企業の財務支援に関わっていますが、多くの企業で財務が効率的に

管理されていない状況があります。

お金が多すぎたり、少なすぎたりいつも不安定でその結果、外的要因に対して

弱くなってしまい、景気連動型の企業になってしまします。

これからの人口減少、グローバル化の時代にはマーケティング、M&A、新規事業

何を行うにも、この財務の視点がないと経営は立ちゆきません。財務はあくまでも

企業活動の結果ですが、西浦先生がおっしゃるように未来を見据えた財務戦略

はこれからの地域企業にとって必要不可欠な要素になってきます。

弊社では、会社のビジョンに合わせた中長期財務戦略立案から月次の管理ツール

の導入までのノウハウ提供もサービスしておりますのでご興味ある方は是非ご連絡ください!

次はいよいよ第3回 これまでのまとめ、日本レーザーの近藤社長です。

皆さん最終回も激熱でいきましょう♪