「企業経営の潮流は大きく変わってきている。」日々そのことを痛感しています。
大企業がグローバル化をますます進めて行くことにより、地方の位置づけ(各地方の立地)
も大きく変わっています。大消費地から近いことが立地上の優位性でしたが、今後は海に
近い、大陸に近いことなどが優位性を持つようになるでしょう。
さらに、内需産業もインターネットの進展、物流の進歩により大きく変わることを余儀なくさ
れています。
中抜きや、価格競争はさらに激化し特色のない、中小企業は淘汰されていくことと思います。
しかし、確実に潮流をとらえ次代への備えを行っている企業が多いことも事実です。
私が銀行に勤務していた時の感覚では、2割が良い企業、6割が普通、2割が厳しい企業
と言った感覚でした。今は、2割が良い企業、残りが厳しい企業と普通の企業が下に流れ
ているような気がします。
5年前では、元金の棚上げはイコール破たんまで秒読みと言った感覚でいましたが、今は
電話一本で出来てしまう時代。いいのか悪いのか・・・。
ただ、上位2割の企業はいつの時代も変わらなく、きちんとした収益をたたき出しています。
つまり、このことは、企業経営をしっかりと理解して、時代に流れに合った経営を行えば必ず
業績はついてくることをものがたっています。
私のクライアント企業には、このことを常に意識していただき共に成長の道を歩んでいます。