半沢直樹シリーズ第3弾「ロスジェの逆襲」を読んでいて
これまでの社会人人生をいろいろ振り返ることが出来ました。
『世の中全体が、バブル崩壊後の不景気という名の
トンネルにすっぽりと入り込んでしまい、出口を
見出せそうともがき苦しんでいたこの10年間。
1994年から2004年に渡る就職氷河期に世の中に
でた若者たち。その彼らを、後に某全国紙の命名に
より。「ロストジェネレーション」。
、略してロスジェネ世代と呼ぶようになる。』(ロスジェネの逆襲P25)
確かに2000年就職組の私達の世代が超々氷河期の就職組であり
大卒の就職率は約50%と就職できれば御の字といった
時代ででありました。自分はそのど真ん中一番厳しい時に金融(銀行)という
職業を選び就職し、さらに就職活動の前年に山一証券破綻等
金融危機があり、職業として金融を選ぶことは火中の栗を拾うような
選択と周囲からは思われていた節もあったことを覚えています。
自分がベンチャービジネス論を専攻し、シリコンバレーの産業集積
について研究していたことから自分の、ゼミの先生からも内定時には
「水沼が銀行を選ぶのは残念だ・・・銀行は自らは何も生み出して
いない業種だ」と深いコメントを頂いたこともはっきりと思えています。
当時は「先生倍率何倍だと思ってっんすか現実見てください?」って
正直、言いたかったが入行してみるとそこには半沢直樹もびっくりな
激熱♪な毎日&出会いが待っておりました。(続く)