とちぎ経営人財塾 先進事例企業視察 伊那食品工業株式会社

とちぎ経営人財塾第8講にて中小企業経営におけるあるべき姿である

長野県の伊那食品工業株式会社にご訪問して参りました。

サクシード創業の年の4月に一度訪問させていただきちょうど6年ぶりの

訪問となりました。塚越会長には5年前の日本でいちばん大切にしたい会社

大賞の受賞式で再度お会いしていつの日か、栃木の若手経営者を連れて

訪問するお約束をさせていただいておりました。ついに念願がかなう一日

です。

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サクシードが視察をバスツアーで企画するのはこれが初めてでした。

これまでは、駅で待ち合わせ、現地待ち合わせの視察を選んできました

のでまた一つ前に進めたと思っております。朝から伊那につくのがとても

楽しみでした。

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11時30分ごろに現地到着して、寒天をふんだんに使ったお弁当をレストラン

ひまわり亭にていただきました。一品一品が丁寧に調理されておりとても

おいしくいただくことが出来ました。

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その後、従業員の方に工場内を丁寧に案内していただきました。

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掃除の仕方、会社の考え方、日々の仕事ぶりなど細かい点まで

お聞きしながら理解することが出来ました。

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新商品が所狭しと並んでおり、当社の商品開発に対する力の入れ方

がとてもよく理解できました。人財塾でもたびたび、商品開発、マーケティング

でテーマになりましたが、自分で企画して、自分でつくり、自分で売る。

それがブランドにつながる。どの中小企業もこのモデルをいつの日かと

計画的に進んでいくことが重要ですね。IMG_0580[1]

 

そして、いよいよ塚越会長の講和です。

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「いい経営」とは何か?
経営の成功とは、規模を大きくすることや利益を追求することも重要だが、それだけではなく、世の中にどれだけの幸せを作れたかどうか、そのために年輪経営の考え方がある。
「年輪経営」とは?
常に先手を打ち、どんな変化が起こっても少しづつ成長を続けていくこと
先を読むために、常に勉強して将来起きうる変化を予見して経営をするのがプロの経営者である。

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次世代に生き残る会社とは?
日本にある100万以上の中小企業がすべて成長し生き残る事は不可能
個人的な考えとして、「種の保存の原理」や「神の見えざる手」のような、人間の手に負えない何かが企業を淘汰しているのではないか
ただし、人類にとって役に立つ、必要な会社は生き残る

⇒環境を守る、社員を守る等、正しい経営をしている会社のこと
そのためには節度ある成長を目指すべき
「大きくなる」から「ハッピーになる」への転換が必要

などなど感動・幸せ軸で運営されていることがとても良く理解出来ました。

またその具体的な考え方、アプローチの方法などをお教えいただいたので

すぐにでも実践に活かしていくことが出来ると思います。

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受講生の皆さんとの質疑応答も具体的かつ実戦が前提ですので熱が入りました。

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トヨタの豊田章男社長が教えを受けていることもあり、国内、海外からも多くの

経営者が伊那にいらっしゃるとのことでした。

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今回、とちぎ経営人財塾2015ではどうしても伊那食品工業さんにお伺いしたいと

思っていました。なぜならば伊那食品工業は実際に行って、空気を感じてみて

すばらしい会社だと理解することが出来るからです。

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来年はOB会で定期的に優良企業に視察に伺いたいと思っております。

学んだあとは、実際に訪問して、感じて、それを経営に活かすことが大切です。

残り3回でいよいよ総まとめです。すでに新規事業を起こされた方、新たな

取り組みを行った方さまざまですが7月のゴールに向けて激熱に行きましょう♪